ダイエットといえば食事制限や運動がいちばんだと思いがちですが、腸内環境を整えていくことも大きなポイントです。体の中からキレイを目指し、効率よく脂肪が燃焼できる体質改善へとつなげていきましょう。
便秘が太る原因になることがあるって知っていましたか?
便秘は排便がスムーズに行われない状態のことで、3日以上もよおさない、量が少ない、コロコロとした硬い便が目立つ、もよおしても上手く出ずに腹部のハリを感じるなどの症状を指します。
そもそも便は、消化で残った食べ物や体内から出た老廃物などのカタマリです。排出されずに長く腸に留まっていると悪玉菌なども手伝って、さらに腐敗が進み毒素が発生するようになります。免疫力の低下や下痢になることも。
けれども、腸は変わらず栄養を消化・吸収しようとするので、毒素を血液へ取り込み体中をめぐることになります。
毒素は血液をドロドロにして流れを悪くしてしまうだけでなく、解毒をしようと肝臓などの臓器にも負担をかけてしまいます。結果として、基礎代謝が下がり、脂肪の燃焼効率も落ち、体が痩せにくく太りやすい状態になってしまいます。
便秘解消がどうしてダイエットに効果があるかを解説
排便は日々のことなので調子が悪い時もあるかと軽く考えてしまいがちですが、便秘を解消するだけで自然に数キロ痩せることがあるともいわれます。毎日の積み重ねの影響力は大きいので、意識することも大切です。
便秘の改善には適度な運動と、食物繊維たっぷりの食事や、善玉菌である乳酸菌を含んだヨーグルトなどの発酵食品が腸内環境を整えるのにおすすめです。
こちらに乳酸菌サプリをまとめました。
排便の調子が良くなると、つねに新鮮な栄養を体内に取り込めます。キレイな血液が体を巡るようになると、解毒にかける臓器の負担も減り、効率よくエネルギーを消費できるようになります。冷え性や肌荒れの改善といった、うれしい効果も期待できるでしょう。
ダイエットサプリを飲んで便秘になることもある!
実は、これでダイエットができると思って飲み始めた痩せるサプリの影響で便が固くなってしまうこともあります。なかでも注意しておきたいのは、カロリーカット系のサプリです。
糖や脂肪の吸収を抑えるために不溶性食物繊維という成分が含まれており、本来であれば排便を促進してくれる働きがありますが、水分が不足していると便秘を起こすことがあります。
食物繊維の分類
- 不溶性食物繊維
成熟した野菜などに含まれる糸状に長い筋で、ボツボツ、ザラザラしているのが特徴です。
不溶性食物繊維を多く含む食品
穀類、野菜、豆類の他、エビやカニの表皮にも含まれています。- 水溶性食物繊維
ネバネバ系とサラサラ系があります。
水溶性食物繊維を多く含む食品
昆布、わかめ、こんにゃく、果物、里いもなどに含まれています。
こんにゃくの原料は水に溶けますが、食べるこんにゃくになると水に溶けません。
もしダイエットサプリで便秘ぎみになってしまうようであれば、カロリーカット系の中でもキトサンという食物繊維を多く含んだタイプのものに切り替えてみましょう。すぐにダイエットサプリは合わないんだと諦めてしまうのは、もったいないです。
本当に痩せるためには通販ショップ・楽天・ドラッグストアで売れたサプリランキングを参考にするのも良いかもしれないですね。